ワリエワの聴聞会始まる 北京五輪中にドーピング発覚―CAS
2023年09月27日11時38分
【ニューヨーク時事】スポーツ仲裁裁判所(CAS)は26日、フィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワ(ロシア)のドーピング問題に関する聴聞会をスイスのローザンヌで開始した。ロイター通信が報じた。
15歳「ワリエワ」で揺れた五輪の銀盤 ドーピング問題に浮かぶ二つの謎
聴聞会は28日まで行われ、ロシア反ドーピング機関(RUSADA)、世界反ドーピング機関(WADA)、国際スケート連盟(ISU)の関係者が参加。ワリエワ本人はオンラインで対応する。最終的な裁定の期日は未定。
ワリエワは昨年の北京五輪期間中に、2021年12月のロシア選手権で採取された検体から禁止薬物が検出されたことが発覚。RUSADAは選手の過失はないとして同選手権の成績のみを失格としたが、WADAは4年間の資格停止処分などを求めている。