災害時に支援物資を海上輸送するための訓練を実施=大阪府岬町

 岬町は国土交通省近畿地方整備局大阪港湾・空港整備事務所との共同主催により、令和5年9月16日(土)に国土交通省が進める“みなと”の機能を最大限活用した災害対応のための「命のみなとネットワーク」の形成訓練を深日(ふけ)港(岬町)で実施しました。

 この訓練は、岬町が台風の影響による線状降水帯発生により記録的な大雨となり、町内各所で土砂崩れが発生し、陸路の孤島となった本町へ、船舶を用いた海上輸送により緊急支援物資を輸送することを想定したものです。

 今回の訓練では、大阪港湾・空港整備事務所から港湾業務艇「洲浪(しまなみ) 」が、また岬町と兵庫県洲本市が共同運行する深日(ふけ) 洲本ライナー「INFINITY(インフィニティ)」も両市町間の「災害時応援協定」に基づき、海上輸送訓練に参加し、支援物資の受け入れには、関係官庁の職員とともに、岬町消防団員も参加しました。岬町では、今後もあらゆる危機事象を想定した訓練を実施する予定です。

(2023/09/26 10:02:03)

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