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手術要件は「人権侵害」 トランスジェンダーら訴え―東京

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記者会見するトランスジェンダー当事者の木本奏太さん(左から2人目)ら=26日午後、東京都千代田区

記者会見するトランスジェンダー当事者の木本奏太さん(左から2人目)ら=26日午後、東京都千代田区

 戸籍上の性別変更に、生殖能力をなくす手術を事実上の要件とする性同一性障害特例法の規定について、出生時の性別と性自認が異なるトランスジェンダー当事者らが26日、東京都内で記者会見し、「要件は人権侵害だ」と訴えた。27日に最高裁大法廷で規定の違憲性を問う家事審判の弁論が開かれるのを前に、特例法改正を求めた。

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 杉山文野さん(42)は葛藤の末、負担の大きい卵巣摘出手術は受けないことを決めた。男性として生きているが、戸籍との不一致で就職を断られるなどしたという。「実生活と書類の表記が合わないことで、多くの生きづらさを生み出している。一刻も早い法改正を望む」と話した。

 木本奏太さん(31)は手術を受け、戸籍を男性に変更。要件を知った当時を振り返り、「高額なお金を払い自分の体にメスを入れることが条件で、絶望に近い感情だった」と明かす。「要件で手術するのと、自分の意思でするのでは大きく違う。体の在り方は自己決定すべきだ」と強調した。

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