船火災、男性1人意識不明 新島付近の海上―下田海保
2023年09月26日22時02分
26日午後2時15分ごろ、東京都・新島から西約7キロの海上で「黒煙と炎が見えた。洋上に人影のようなものが見える」と近くを航行中の客船から118番があった。下田海上保安部(静岡県下田市)によると、通報した客船が付近で東京都在住の男性(69)を救助。ヘリで都内の病院に搬送されたが、やけどを負っており、病院到着時は意識不明だった。
同保安部によると、出火したのは全長約12メートルのプレジャーボート兼作業船「千羽丸」で、約1時間後に沈没した。
男性の娘から午後4時20分ごろ、「父親が帰ってこない」と118番があったという。同保安部が事故原因などを調べている。