九州産トビウオに舌鼓　岸田首相

　岸田文雄首相は２６日、長崎県平戸市の黒田成彦市長らと首相官邸で面会し、九州名産のトビウオを使った干物やかまぼこ、だしなどを贈呈された。かまぼこを試食した首相は「柔らかく、芳醇（ほうじゅん）だ」と笑顔を見せた。トビウオは顎が外れるほどおいしいと言われ、九州など一部地域で「あご」とも呼ばれる。

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　黒田氏は面会後、記者団に「（首相に）あご文化について、地域に根差した産業や文化伝承だと認識を深めてもらい、手応えを感じた」と述べた。