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ジョーンズ豪監督に逆風 敗退濃厚、日本と面接報道も―ラグビーW杯

2023年09月26日08時44分

ウェールズ戦でのオーストラリアのジョーンズ監督=24日、フランス・リヨン(EPA時事)

ウェールズ戦でのオーストラリアのジョーンズ監督=24日、フランス・リヨン(EPA時事)

 【トゥールーズ(フランス)時事】ラグビーのワールドカップ(W杯)フランス大会1次リーグC組で、オーストラリアがウェールズに6―40で大敗し、2敗目を喫した。過去2度の優勝を誇る強豪が、初の1次リーグ敗退濃厚な状況に追い込まれている。

ジョーンズ豪監督、ファンにわびる ラグビーW杯

 若手主体のチームはミスが目立った。自陣での反則からPGで点差を広げられ、後半は一方的な展開に。終了を待たずに会場を後にするファンの姿もあり、エディー・ジョーンズ監督は「サポーター全員に謝りたい。全ての責任は私にある」と語った。
 1月に母国の監督に就任。4年前はイングランドを準優勝に導いた名将への期待は大きかった。しかし、W杯前のテストマッチは5戦全敗。前回大会主将のFWフーパー、名手のSOクーパーらを外して若返りを図り、批判を呼んだ。
 さらに、ウェールズ戦前には豪メディアが、W杯後の新ヘッドコーチを探す日本協会の面接を受けていた、と報じた。試合会場では、大型ビジョンにジョーンズ氏が映し出されるたびに、ファンから激しいブーイングが飛んだ。
 試合後の記者会見はジョーンズ氏に質問が集中。日本協会との面接について尋ねた記者に対しては「君が何を言っているのか分からない」と、はぐらかした。契約は豪州の自国開催となる2027年W杯まである。「残念ながら過程には時間がかかるし、痛みも伴う。今はめちゃくちゃに見えるかもしれないが、そうでないことは保証できる」。今後も母国再建に力を尽くすことを強調した。

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