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衛生意識、生活に浸透 日本製紙連合会の加来正年会長

2023年09月25日15時06分

加来正年 日本製紙連合会会長(同会提供)

 「衛生意識は生活に浸透している」と語るのは、日本製紙連合会の加来正年会長(王子ホールディングス会長、67)。ペーパーレス化の進行で紙の総需要が減る一方、紙タオルやティッシュなど家庭向けの「衛生用紙」は、「コロナ禍前と比べても減っていない」と指摘する。
 トイレットペーパーは、インバウンド(訪日客)の増加で業務用の需要が回復。ティッシュも、紙箱入りに加えフィルム包装の「ソフトパックティッシュ」が普及し、「今後も堅調だ」とみる。市場の変化を見据えつつ、「製紙各社がいろんな戦略を考えているだろう」と、業界の先行き懸念を否定する。

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