金沢舞台の映画で知事表敬　石川県

　チョコレートの消費量が多い金沢市を舞台とした映画「鈍色（にびいろ）ショコラヴィレ　ビエンナーレ」の公開を前に、金森正晃監督や主演で市内出身の中田乃愛さんらが石川県庁で、馳浩知事を表敬訪問した。
　主人公が金沢のチョコレートや和菓子、アートがテーマの記事を作成するため、取材を通して金沢の文化や美術について学びを深め、金沢のチョコ文化をひも解くストーリー。北陸にゆかりのある人たちが多く制作に関わり、全編を県内で撮影した。
　中田さんは「金沢をあまり知らない人には金沢を知ってほしい。地元の人にもアートとチョコの新しい組み合わせでこんな金沢もあると感じてほしい」とアピール。馳氏は「ポスターの色合いも良くてすてき。映画を見に行く」と話した。【もぎたて便】