スコットランド、焦らず初勝利　ラグビーＷ杯

　スコットランドが２戦目で初勝利。前半５分、モールからなだれ込む形でフッカーのターナーが先制トライを奪ったが、その後に逆転を許した。ＷＴＢバンダーマーバは「最初の３０分はとてもタフだった」。それでも２６分のトライで再逆転。さらに２トライを加えて１４点リードで折り返した。
　後半開始早々に７点差に迫られても、「誰もパニックにならず意思疎通ができていた」とＦＢキングホーン。バックスのスピードを生かして３トライを決め、突き放した。
　優勝候補のアイルランド、南アフリカと同じＢ組。次戦はルーマニアと当たる。タウンゼンド監督は「ボーナスポイントを獲得して勝つためには、さらなるパフォーマンスの改善が必要」と表情を引き締めた。アイルランドとの最終戦に向け、３戦目も勢いをつける勝利が欲しいところだ。（ニース時事）