横浜Ｍ、第一関門を突破　両ボランチが打開―Ｊ１

　連覇への第一関門をまず突破した。敵地に乗り込んだ横浜Ｍは、前節３位の鹿島を鮮やかな逆転で退けた。「素晴らしい内容。最高の雰囲気で戦えた」とマスカット監督。勝ち点３の価値をかみしめた。

激しい守備戻る　大一番を前に復調―Ｊリーグ・神戸

　立ち上がりは相手のペース。「（スタジアムの）雰囲気や迫力を感じて、ひるんでいた部分があった」と渡辺。精神面に加え、渡辺と山根のダブルボランチへの配球を徹底して抑え込む鹿島のプレスにも苦しみ、ＣＫから先制を許した。
　「ボランチが受けないことには始まらない」と山根。２人が外へ開くなど、下がって受けることでリズムが生まれた。前半のうちに追い付くと、アクセル全開で入った後半５分にエースのアンデルソンロペスが決勝ゴール。ピンチもあったが、守備陣が踏ん張ってリーグ戦４試合ぶりの勝利をもぎ取った。
　公式戦３連敗を喫した８月末からの悪い流れを拭い去るような勝利で、首位神戸との直接対決へ向かう。勝ち点差は１で、追う立場としては負けるわけにはいかない。「ここまで来たら全試合が決勝戦」。渡辺はホームでの首位奪還を誓った。