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末包、お得意様から2連発 自身初の10号に―プロ野球・広島

2023年09月23日20時05分

試合後、笑顔で撮影に応じる広島の末包=23日、東京ドーム

試合後、笑顔で撮影に応じる広島の末包=23日、東京ドーム

 単にお得意様をかもにしただけではない。それが勝負どころでことごとくだから、なお価値がある。広島の末包が、自身初の2打席連発を含む3安打3打点。「きょうは打撃練習から良かった。いい入り方ができた」と振り返った。
 相性は抜群だ。四回に適時打。同点の七回には、初球の内角速球を捉える勝ち越しソロで、菅野を降板させた。八回のソロを含め、いずれも広島ファンが待つ左翼席へ。自身初となる10本塁打のうち、6本が巨人戦。「たまたま。状態がいい時に対戦しているだけ」と笑う。
 右の強打者として期待される2年目の27歳。代打など途中出場も多く、継続して結果を出せていなかった。早出練習で新井監督の指導を受けるなど努力を重ね、8月後半に5本塁打。自身初の2桁本塁打に到達し、「昨季は全然ダメだったので、早く具体的な数字を出したかった」と喜ぶ。
 今は2位の座を死守し、クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージの開催権を得ることが最重要課題。ヒーローインタビューで「広島開催で待っています」と叫ぶと、ファンも大いに盛り上がった。

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