吉田、集中力切らさず　米大リーグ

　レッドソックスの吉田は、八回２死一、三塁で救援左腕のスライダーを右前にはじき返し、決勝点を奪った。「いいところに飛んで安打になった」とほおを緩めた。

鈴木、日本勢３人目の２０号　吉田は決勝打―米大リーグ

　メジャー１年目も残り８試合。日本より日程が過密で心身に疲労が蓄積し、「毎日試合があって曜日の感覚がなくなる」と言うほどだ。そんな中、「切り替えをしていかないとズルズルいってしまう。いろいろな意味でタフと感じる」と力を振り絞る。
　チームはプレーオフ進出の可能性が消えているが、本拠地には約３万７０００人のファンが詰めかけた。「できることをしっかりやるというのは当たり前のこと」。集中力を切らさずにプレーしている。（ボストン時事）