米、長距離ミサイル供与か ウクライナに首脳会談で伝達―報道
2023年09月23日09時35分
【ワシントン時事】米NBCニュース(電子版)は22日、バイデン米大統領がウクライナのゼレンスキー大統領に対し、射程約300キロの長距離地対地ミサイル「ATACMS」を少数供与する方針を伝達したと報じた。ロシアの侵攻に対するウクライナの反転攻勢を支援するのが狙い。ただ、発表や引き渡しの時期は不明という。
ウクライナ支援継続、正念場に 米、冷淡さ交じる対応―ゼレンスキー氏が2度目の訪問
首脳会談の内容に詳しい米政府高官3人と議会関係者1人がNBCに明らかにした。ATACMSはウクライナが強く要望してきた武器の一つ。供与されれば、ロシアの後方支援拠点を攻撃することが容易となり、戦況に影響を与える可能性がある。