日本ハムの新人金村、復帰登板で快投　５カ月ぶり２勝目―プロ野球

　ルーキーが復帰登板で快投した。日本ハムのドラフト２位右腕、金村が４月９日以来の２勝目をマーク。「久しぶりの１軍の試合で緊張したけど、しっかり自分の投球ができた。ゾーンで勝負できた」と胸を張った。
　右肩痛で戦列を離れ、５カ月ぶりのマウンド。一回２死から招いたピンチを切り抜けると、二～六回は楽天打線を無安打に抑え込んだ。安定感抜群の投球で七回途中３安打無失点。「けがをしてうまくいかない時もあった。まずは勝利できてよかった」とうなずいた。
　キャンプから順調にアピールして開幕ローテーション入り。春先に実力を示し、初勝利も挙げていただけに、建山投手コーチは「リハビリに時間がかかったが、驚きはない。実力通り投げてくれた。ナイスピッチング」と話す。
　これで一足先にシーズンを終える見込み。「来年につながる投球だったと思う。来年以降は絶対にけがをしない体をつくるのが今の目標」と力を込めた。