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番付の重み、改めて 貴景勝、新鋭に動じず―大相撲秋場所

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貴景勝は熱海富士(右)を寄り切りで下す=22日、東京・両国国技館

貴景勝は熱海富士(右)を寄り切りで下す=22日、東京・両国国技館

 大関の意地を示した。頭で当たった貴景勝は、熱海富士を突き放す。左からいなし、右の差し手を返して一気の寄り。21歳を3敗に引きずり下ろしてトップに並び、「集中してやった」。口ぶりには貫禄が漂った。

 勢いに乗る新鋭との直接対決を前に、「何も変わらない」。大関初挑戦の相手は緊張を隠せず、最初の立ち合いで呼吸を合わせられない。3度の優勝経験がある貴景勝は土俵で一切、表情を変えなかった。賜杯争いの重圧を何度も味わってきただけに余裕を感じさせた。

 11日目に7度目のかど番を脱し、これで5連勝。大関に昇進して間もない霧島、豊昇龍の2人とは違い、看板力士を4年以上、務めてきた。「ちょっとやそっとで相撲が崩れることはない」。長く重責を担ってきた自信がにじむ。

 賜杯争いに絡む大関がただ一人という状況にあって、求められるのは4場所ぶりの優勝。新関脇の琴ノ若を圧倒した12日目も踏まえ、土俵下の佐渡ケ嶽審判部長(元関脇琴ノ若)は「きのう、きょうの相撲を見れば、貴景勝かな」と太鼓判。番付の重みを示すため、27歳が立ちはだかる。

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