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橋桁落下、不安定な架台が原因 8人死傷で事故調報告書―静岡

2023年09月22日19時47分

 静岡市内の工事現場で橋桁が落下し、作業員8人が死傷した事故で、静岡国道事務所の事故調査委員会(委員長・舘石和雄名古屋大大学院教授)が22日、事故原因に関する報告書をまとめ、公開した。角材を井桁状に組んだ橋桁を支える架台が十分固定されずに不安定な状態でずれるなどしたことが事故原因の一つと指摘した。

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 報告書によると、架台は勾配のある場所に設置されていたが固定が不十分だった。橋桁を横に移動させようとした際に積み重なった架台がずれ、橋桁の重心に偏りが生じた。一方の端から橋桁をつり下げていた架設装置が外れ、その弾みで固定していたボルトも破断し落下したという。

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