公設秘書兼職、新たに1件 池下氏は歳費3カ月返上へ―維新
2023年09月22日19時00分
日本維新の会の藤田文武幹事長は22日の記者会見で、全国会議員を対象に公設秘書の兼職の有無を調査した結果、2022年7月当時、掘井健智衆院議員=比例代表近畿ブロック=の公設秘書が兵庫県加古川市の市議を兼務していたと発表した。
維新・池下氏、公設秘書に市議2人 兼職届提出せず「失念した」
兼職が明らかになったのは現在兵庫県議を務める鍔木良子氏。兼職期間は市議任期満了までの約1週間で、兼職届も提出されていた。藤田氏は「適法で悪質性は低い」と説明した。
一方、兼職届を提出せずに地元市議2人を公設秘書に雇用していた池下卓衆院議員からは「誠意を見せたい」として、議員歳費3カ月分の返上申し出があったことも明らかにした。