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なでしこ、攻撃に厚みを 新システム機能するか―サッカー

2023年09月22日16時59分

練習するなでしこジャパンの選手ら=22日、北九州市

練習するなでしこジャパンの選手ら=22日、北九州市

  • 練習するなでしこジャパンの長谷川=22日、北九州市

 10月下旬に始まるパリ五輪に向けたアジアの戦いは、重圧との戦いでもある。格下相手に着実に勝ち切る力が求められるからだ。池田監督はチームの戦い方を広げるべく、新システムを試す意向だ。
 W杯で用いた3バックは素早くブロックを形成でき、守備的に戦うときに特に有効だった。今回は最終ラインを4人にし、中盤を逆三角形にした4―3―3を導入するとみられる。指揮官は「(攻撃時には)中盤の人数が増える。(人の)生かし方、バリエーションは増えるのでは」と狙いを説明した。
 4強入りを阻まれたW杯準々決勝のスウェーデン戦ではボールの奪いどころがはっきりせず、後手に回る時間が長かった。中盤の長谷川は「ちょっとうまくいかないときに、やり方を変えるのは相手にとっても嫌。そのオプションを大会でもできるくらいの完成度にしないといけない」と語る。
 アルゼンチンはベストメンバーではない上に、飛行機のトラブルで来日が遅れたという。なでしこがある程度ボールを保持できる展開が予想される中、多彩な崩しを見せることができるか。

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