藤田「幸せだった」　４１歳、楽天で日本一も―プロ野球ＤｅＮＡ

　今季限りで引退するＤｅＮＡの藤田一也内野手（４１）が２２日、横浜市内で記者会見し、「よくここまでできた。幸せだった」と、１９年間の現役生活を振り返った。
　２００５年に横浜（現ＤｅＮＡ）入団。１２年シーズン中に楽天へ移り、１３年は正二塁手として日本一に貢献した。２２年に古巣復帰。巧みな守備でゴールデングラブ賞に３度選ばれたものの、近年は出場機会を減らし「自分の持ち味である守備で、思うようなプレーができなくなった」と引退決断の理由を語った。
　チームはクライマックスシリーズ（ＣＳ）進出に向けて奮闘している。「最後、ベイスターズで引退できる幸せをかみしめて残りの試合をプレーしたい」と意気込んだ。
　２７日のヤクルト戦（横浜スタジアム）でセレモニーが行われる。