カブスの鈴木は音なし　米大リーグ

　９月に入って調子を上げていたカブスの鈴木は、好機で凡退するなど無安打に終わった。３点を追う五回２死一、二塁は速球を捉え切れずに左飛。２点差に迫った直後の九回は高めの変化球をストライクと判定され、不服そうな表情でベンチに引き揚げた。
　ワイルドカードでのプレーオフ進出を争うチームは、拙守が響いて敗戦。直近１０試合で３勝７敗と苦しい戦いが続いている。ロス監督は「自分たちの野球ができなかった。残り９試合、気持ちを切り替えていいプレーをしないといけない」と厳しい表情で話した。（シカゴ時事）