新型iPhone、販売開始 「15」、円安で価格上昇
2023年09月22日09時50分
米アップルの新型スマートフォン「iPhone(アイフォーン)15」が22日、国内で発売された。円安の影響で価格は上昇しているが、充電用の端子をアップル独自の規格から他社の機器にも使われる「USBタイプC」に変更したほか、カメラ性能も向上した。
新機種は、標準モデル「15」のほか、上位モデルの「15プロ」、最上位の「15プロマックス」など4種類。標準モデルの直販価格は、昨年9月発表の「14」より5000円高い12万4800円からとなっている。
東京都渋谷区のアップル直営店には22日朝から、新機種を購入しようと30人ほどの列ができた。最上位の機種を手に入れた男性会社員(26)は「端末を持った瞬間軽いと思った。最新のカメラ機能を使ってみたい」と笑顔を見せた。
端末の高価格化を受け、NTTドコモなど携帯大手4社は、一定期間後の端末返却や他社からの乗り換えなどを条件に割安に購入できるプランを用意し、買い替えを促したい考えだ。