池江「メダルは最低1個」 中国・杭州アジア大会、23日開幕―競泳女子
2023年09月21日18時13分
【杭州時事】中国で23日に開幕する杭州アジア大会を前に、前回の2018年大会で6冠と最優秀選手に輝いた競泳女子の池江璃花子(横浜ゴム)が21日、開催地の杭州に到着した。今回は白血病克服を経て再起を図っているさなか。大きな目標は掲げず、「メダルは最低1個取って帰れたらいい」と意気込んだ。
杭州に入る前にはインフルエンザに感染して体調を崩したことを明かした。ただ、「練習はしっかり積めていたと思う」と池江。7月の世界選手権福岡大会に続き、個人種目は50メートルと100メートルのバタフライ、自由形の計4種目にエントリーしており、「最後は楽しかったと思えるようにしたい」と述べた。
男子の瀬戸大也(CHARIS&Co.)や本多灯(イトマン東京)ら他の競泳陣や日本オリンピック委員会の山下泰裕会長らも現地入りした。