メッツ千賀、敵地で「場慣れ」実感　米大リーグ

　メッツの千賀は４月にメジャー初先発勝利を挙げたマイアミで登板。毎回のように走者を背負いながら６回を２失点にまとめ、１２勝目を手にした。

千賀が１２勝目　吉田は４打数１安打―米大リーグ

　五回には連打でピンチを招いたが、右翼手マクニールの好守に助けられ、「満足のいくレベルではなかった。守備の良いプレーで守ってもらった」。反省の言葉が口を突いた。
　８試合連続のクオリティースタート（６回以上を投げて自責点３以内）となり、防御率はナ・リーグ２位に浮上。今季の規定投球回数もあと３分の２回でクリアする。思い出深い敵地で投げ、初登板時と比べ「すごく場慣れした」と実感を込めた。
　この日はメジャー恒例の新人選手の仮装が行われ、千賀も試合後は宇宙飛行士の衣装に。笑顔で次の遠征地に向かった。（マイアミ時事）