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株主価値向上へ行動を 日本企業・政府に要請―米運用大手幹部

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インタビューに応じる米資産運用大手ニューヨークライフ・インベストメント・マネジメントのジェイ・ユーン最高投資責任者=6日、東京都千代田区

インタビューに応じる米資産運用大手ニューヨークライフ・インベストメント・マネジメントのジェイ・ユーン最高投資責任者=6日、東京都千代田区

 米生命保険傘下の資産運用大手、ニューヨークライフ・インベストメント・マネジメント(NYLIM)のジェイ・ユーン最高投資責任者(CIO)が21日までにインタビューに応じ、株主価値向上のため官民を挙げた対応を求めた。ユーン氏は「(企業に)変化を見せてほしい」と強調。政府に対しては、技術を持つ外国人が働きやすい環境の整備を求めた。

個人金融資産2115兆円 株高で最大、日銀国債保有53%―6月末

 海外投資家は東証プライム市場の売買代金の7割を占め、海外勢の買いが年初から日経平均株価を約25%押し上げる主因となった。NYLIMは6月末時点の資産運用規模が世界で6840億ドル(約101.4兆円)に上る。ユーン氏は今年春以降、東京市場での株主価値向上に向けた機運の高まりを感じ、好機を捉えようと日本株の投資比率を引き上げた。

 ユーン氏は、岸田文雄首相が昨年9月にニューヨーク証券取引所で日本への投資を呼び掛けたスピーチや、東証の要請に応じ上場企業が資本効率を意識した経営に動いたことを日本株買いの理由に挙げた。米中対立の影響で、投資先として日本への関心が高まっている点も指摘した。

 日本企業に対しては「主に製造業の技術で1990年代まで高い競争力を発揮し、潜在力を証明済みだ」と評価。一方で、「その後は『失われた数十年』を経験し、再浮上には外部(海外)からの高度技術者が欠かせない」との考えを示した。

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