米上院、軍トップ人事承認 共和議員が妨害も空席回避
2023年09月21日09時53分
【ワシントン時事】米上院は20日、今月末で退任する米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長の後任に、チャールズ・ブラウン空軍参謀総長を充てる人事を承認した。政府・軍の幹部人事の承認が上院で停滞していたが、軍トップに空席が生じる事態は回避した。
人事を巡っては、共和党のタバービル上院議員がバイデン政権の人工妊娠中絶政策に反発し、承認を妨害してきた。しかし、民主党上院トップのシューマー院内総務が採決に踏み切り、83対11の賛成多数で承認された。