ルワンダ虐殺現場、世界遺産に 第1次大戦の西部戦線墓地も―ユネスコ
2023年09月21日08時32分
【パリAFP時事】国連教育科学文化機関(ユネスコ)は20日、80万人以上が命を落とした1994年のルワンダ大虐殺の現場など4カ所を世界遺産に登録した。第1次世界大戦の激戦地となった西部戦線のベルギーやフランスの共同墓地など139カ所も登録した。
アフリカ中部のルワンダでは94年4月、多数派フツの大統領の搭乗機が撃墜され、大統領が死亡したのをきっかけに虐殺が勃発。約100日間にわたり、フツが少数派ツチをなたやこん棒などで襲った。