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江戸前期の大型絵図デジタル化 都城島津邸所蔵、無料公開―東京大など

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デジタル画像が公開された「琉球并諸島図」の一部(都城島津邸提供)

デジタル画像が公開された「琉球并諸島図」の一部(都城島津邸提供)

  • デジタル化された「琉球并諸島図」と現代の地図を並べたモニター画像=20日午後、宮崎県都城市

 東京大史料編さん所と宮崎県都城市は20日、都城島津邸(同市)が所蔵する江戸時代前期の大型絵図「琉球并諸島図」をデジタル化し、ホームページ上で無料公開を始めた。デジタル化により、くずし字で書き込まれた地名や石高などを検索できるほか、緯度や経度の情報を統合することで、現代地図との比較などが簡単にできるようになったという。

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 都城島津家は旧薩摩藩主島津家の分家。都城市が管理する都城島津邸では、南北朝時代以降の史料など約2万6000点を所蔵しており、建物は伝承館として一般公開されている。

 琉球并諸島図は縦77センチ、横514センチで、口之島から与那国島までの島々が描かれている。17世紀中ごろの地形や石高などを記したと考えられており、貴重な史料として注目されていたが、その大きさから取り扱いが難しく、分析が進んでいなかった。

 同編さん所が持つデジタル化技術を活用して、絵図に書き込まれた文字や地名など754カ所の検索が可能になった。画像の拡大や明るさの調整もできるという。

 本郷恵子所長は「興味あるものを簡単に手元で見てもらえる。歴史史料を身近なものにして、それぞれの興味、関心に応じて活用していただきたい」と話している。

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