ジャニーズ事務所へ要望書　性加害問題でＴＢＳ

　ＴＢＳの佐々木卓社長は２０日の定例記者会見で、ジャニーズ事務所の性加害問題に関連し、同事務所に対して「被害者への救済補償や人権侵害の防止策などを速やかに決定すること」など４項目を、文書で要望したことを明らかにした。担当役員が１３日に、東山紀之社長へ渡したという。

社名変更など議論　１０月２日に内容報告―ジャニーズ事務所

　佐々木社長は「東山社長は説明に真摯（しんし）に耳を傾け、私たちは危機感を持って対応していただけるものと受け止めた」と述べた。その上で所属タレントの番組出演については、「人権尊重や救済措置を促している最中であり、動向を注視する」として、これまで通り継続する考えを示した。