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会場建設費、数百億円上振れへ 一部補正計上で調整―大阪万博

2023年09月20日19時40分

万博会場のシンボルとなる大屋根(リング)の建設風景=8月25日、大阪市此花区

万博会場のシンボルとなる大屋根(リング)の建設風景=8月25日、大阪市此花区

 2025年大阪・関西万博の会場建設費が、現在の1850億円から数百億円上振れする見通しとなったことが20日、関係者への取材で分かった。資材価格や人件費の高騰などが主な原因で、2000億円を超える見込み。

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 現在、日本国際博覧会協会(万博協会)が金額を精査しており、その内容を踏まえ、必要経費の一部を政府の23年度補正予算案に盛り込む方向で調整している。
 万博の会場建設費は、国と経済界、大阪府・市が3分の1ずつ負担する決まりになっている。当初は1250億円と見込まれていたが、暑さ対策の強化などで20年末に600億円増の1850億円となった経緯がある。今回、数百億円増えれば上振れは2度目となる。海外パビリオンの着工遅れも相まって、批判を受けるのは必至だ。

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