古橋、旗手ら打開できず　セルティック、苦しい船出―サッカー欧州ＣＬ

　【ロッテルダム（オランダ）時事】１９日に行われたサッカーの欧州チャンピオンズリーグ（ＣＬ）１次リーグ第１戦で、日本代表の古橋らが所属するＥ組のセルティック（スコットランド）は敵地でフェイエノールト（オランダ）に０―２で敗れた。

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　苦しい船出となった。立ち上がりこそチームの走力を生かしたプレスが効いたが、主導権を握るまでには至らず、次第に押し込まれる展開に。旗手は中盤で相手の圧力に耐えられない場面が多く、古橋は前線でボールを引き出そうと精力的に動き続けたが、状況を打開することはできなかった。前半終了間際に失点。後半２０分前後には立て続けに２人の退場者を出してしまうと、勝ち点は遠のいた。
　１次リーグで１勝も挙げることができなかった昨季。前田は「今回こそは」という意気込みをプレーで示したが、悔しい結果に「すぐリーグもあるし、１０月にはホームでＣＬができる。そこに向けてしっかりやらないと」。気合を入れ直した。国内リーグでは４勝１分けと変わらずに好スタートを切っているが、目標は一段階高い場所にある。「国内では敵なし」の殻を破るための戦いが始まった。