ゴーン被告、逃亡先で裁判開始 日産などに1470億円賠償請求―レバノン
2023年09月19日06時39分
【カイロ時事】日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告が日産などを相手取り10億ドル(約1470億円)を超える損害賠償を求めた裁判が18日、逃亡先のレバノンの裁判所で始まった。レバノンの司法関係者が明かした。
ロイター通信によると、ゴーン被告は5月、名誉毀損(きそん)や重要証拠の改ざんなどを訴え、日産を含む3社と複数の日産関係者を対象に訴訟を起こした。ゴーン被告は7月のオンライン記者会見で「報復ではなく、自分の権利を取り戻すため」と説明していた。