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10人でも鹿島らしさ 岩政監督「成長した」―Jリーグ

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C大阪に勝利し、喜ぶ鹿島の鈴木(中央)=16日、カシマ

C大阪に勝利し、喜ぶ鹿島の鈴木(中央)=16日、カシマ

 じわり、じわりと時計の針を進める。まだ後半10分すぎ。鹿島の鈴木は敵陣右サイドでボールを拾うとコーナーフラッグ方向へ運び、じれた相手に触らせてマイボールに。時間を削り取る作業をしたたかに重ね、鹿島らしく先行逃げ切りを果たした。

 累積警告による出場停止明けの鈴木が敵陣深くでプレスをかけて相手からボールをかっさらい、幸先良く先制。しかし前半20分すぎ、ディエゴピトゥカの危険なプレーが微妙な判定で一発退場に。10人で耐える展開になった。

 このとき、岩政監督の頭には2007年の浦和戦が浮かんでいた。優勝争いをしていた宿敵との直接対決で早い時間に退場者を出しながら、しぶとく勝った一戦だ。「これを乗り越えたら本物になる。成長を実感した」。逆境に耐えた選手たちを手放しで褒めた。

 当時は結果的に破竹の勢いで勝ち点10差をまくり、優勝を果たした。「こういう試合を勝ち切るのは大きな力になる。優勝を意識して進んでいく」と指揮官。主将の鈴木も「僕たちは毎試合、勝つだけ」と短い言葉に力を込めた。首位神戸の背中が、少しずつ近づいてきた。

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