ロ朝接近を「懸念」 米高官
2023年09月16日08時26分
【ワシントン時事】サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は15日に記者会見し、北朝鮮との軍事協力を模索するロシアについて、「国連安保理の常任理事国としての基本的な責任を果たしていくのか、現実的な懸念を抱いている」と語った。
サリバン氏は、ロシアが北朝鮮との関係を「前進させた」と指摘。一方で、北朝鮮への接近を図るロシアと中国を同一視しないと説明した上で、中国に国連安保理決議に基づく対北朝鮮制裁を履行するよう求めていくと強調した。