国民党・侯氏、米国へ出発 台湾最大野党の総統候補
2023年09月14日18時40分
【台北時事】来年1月の台湾総統選に出馬する最大野党・国民党の侯友宜・新北市長が14日、米国へ出発した。ニューヨークやワシントンなど4都市を訪問し、米上下両院議員や有識者らと会談する予定。自らの対中政策などを説明して理解を求め、選挙への弾みにしたい考えだ。
侯氏は出発に先立ち北部・桃園市の空港で談話を発表し、訪米の目的を「民主制度や自由の価値を守り、台湾海峡の平和と安定を維持する決意を米国に理解してもらうことだ」と説明した。台湾へは22日に戻る見通し。