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イアン・ウィルムット氏死去、79歳 クローン羊「ドリー」生みの親―英

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イアン・ウィルムット博士と世界初のクローン羊「ドリー」(英エディンバラ大提供・時事)

イアン・ウィルムット博士と世界初のクローン羊「ドリー」(英エディンバラ大提供・時事)

  • イアン・ウィルムット氏=2005年3月、独フランクフルト(EPA時事)

 【ロンドン時事】英エディンバラ大は11日、1996年に世界初のクローン羊「ドリー」を誕生させたチームを率いたイアン・ウィルムット博士が死去したと発表した。79歳だった。死因は明らかにされていないが、パーキンソン病を患っていた。

〔写真特集〕追悼2023

 ウィルムット氏は農学を学んだ後、動物科学に転向。生殖細胞や胚を研究する中で、遺伝子組み換え羊のプロジェクトに関わるようになり、クローン技術の開発に発展した。

 英メディアによると、ウィルムット氏のチームは、成体の細胞から哺乳類で初となるクローン羊をつくり出した。この技術は再生医療につながる幹細胞研究の基礎になるもので、20世紀最大の科学的成果の一つと評される。

 一方で、ドリーの誕生は人間のクローン化への懸念を呼び起こし、クローンの倫理を巡る議論を活発化させた。ドリーは2003年に死んだ。

最終更新:

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