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葵わかな「出演は私の中で決定事項だった」 木下晴香と共にミュージカル「アナスタシア」再び

2023年09月11日22時50分

ミュージカル「アナスタシア」の初日前会見で手を振る葵わかな(右)と木下晴香=11日、東京

ミュージカル「アナスタシア」の初日前会見で手を振る葵わかな(右)と木下晴香=11日、東京

 俳優の葵わかな、木下晴香が11日、東京都内で行われたミュージカル「アナスタシア」の初日前会見に出席した。

 同作は、1998年の米アカデミー賞で歌曲賞などにノミネートされたアニメ映画に着想を得たミュージカル。帝政ロシア・ロマノフ朝の一族が殺害される中、末娘だけが難を逃れて生き続けたという伝説に基づく物語で、アナスタシアによく似た記憶喪失の少女・アーニャを葵と木下がダブルキャストで演じる。

 2020年には全52回の公演が予定されていた作品だが、コロナ禍の影響で上演は14回にとどまった。「不完全燃焼だった」という葵は、「再演が決まる前から『もう一回、この演目をやるぞ!』と、私の中で決定事項にしていた。不思議な形で記憶に残っていた作品を消化できるチャンスをもらい、明るい気持ちになりました」。木下も「またアーニャと巡り合えて、ちょっとホッとした感覚があった」と振り返った。

 作品の魅力について、葵は「夢と現実が共存している世界観が特徴かな」とコメント。「きらびやな半面、どろくさい一面もあって、そういう二面性を大切に演じたい」と意欲を見せた。

 木下は「舞台装置と衣装の力に助けられている。音楽や美術とか、一つ一つの力が大きいので、莫大なエネルギーを皆さんに届けられる作品では」と思いを巡らせた。

 出演は他に海宝直人、相葉裕樹、内海啓貴、堂珍嘉邦、田代万里生ら。12日から10月7日まで東京・東急シアターオーブで、同19日から31日まで大阪・梅田芸術劇場メインホールで上演される。

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