紀子さま、５７歳に　活動本格化、多くの対面行事に

　秋篠宮妃紀子さまは１１日、５７歳の誕生日を迎えられた。これに先立ち、宮内記者会の質問に文書で回答。コロナ禍を経て、地方訪問などの公的活動が増えたこの１年を「宮様とご一緒に、数年ぶりに対面で開催された様々な行事に出席し、多くの方々とお目にかかる機会がありました」と振り返った。

英国王戴冠式出席「感慨深く」　秋篠宮ご夫妻が感想

　秋篠宮さまと５月に英国王の戴冠式に出席し、７月には２０１８年の北海道地震で被災した厚真町を視察。小中学生との植樹会では、子どもたちの健やかな成長を願ったという。「未来を創る子どもたちに思いを馳せ、希望へとつながるような活動にも取り組みたい」と抱負を述べた。
　宮邸に移らず分室に残った次女佳子さまについて「折にふれてこちらに立ち寄って私たちと一緒に話をしたり、食事をしたりしています」と紹介。結婚に関しては「そのような話がありましたら、佳子の気持ちや考えに耳を傾けて、こちらの思いや考えを伝えていくことができれば」とした。
　宮邸の改修費が資材の高騰などで予定より増えたことを「とても心配しておりました」とし、「関係者みなが、その中で考えられる選択をしながらおこなったように思います」と説明した。
　長男悠仁さまについては「さまざまな経験を重ねながら、自らの関心や探究心を大切にしていってほしい」と期待した。