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暖房、来年から脱化石燃料 エネルギー危機で前倒し―独

2023年09月09日07時48分

ドイツ連邦議会議事堂(AFP時事)

ドイツ連邦議会議事堂(AFP時事)

 【ベルリン時事】ドイツ連邦議会は8日、新たに設置する暖房の燃料に、少なくとも65%の再生可能エネルギーを使用することを義務付ける法案を可決した。天然ガスや石油を主な燃料とする暖房の新設を原則禁止する内容で、来年1月から適用される。ロシアによるウクライナ侵攻を受け、調達先をロシアに依存していた天然ガスが不足し、エネルギー危機に陥ったことを踏まえ、当初の導入予定から1年前倒しした。

脱炭素へ「暖房革命」 日本メーカーがけん引―欧州

 ドイツでは現在、大半の家庭で化石燃料のみを使う暖房が採用されているが、今後は電気を使って効率良く熱源をつくる「ヒートポンプ式」の暖房などへの切り替えが想定される。この分野で先行しているダイキン工業やパナソニックなど日本メーカーの追い風になりそうだ。

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