暴風雨で20人以上死亡 ブラジル南部
2023年09月06日10時53分
【ブラジリアAFP時事】ブラジル当局は5日、同国南部を襲った暴風雨で少なくとも20人以上が死亡し、6000人近くが家を追われて避難していると明らかにした。今後も洪水が発生する恐れがあるとして、警戒を呼び掛けている。
南部リオグランデドスル州では4日以降、24時間足らずの間に300ミリ超の雨が降り、洪水や地滑りが発生。州知事によると21人が死亡し、同州で起きた豪雨災害ではこれまでで最も犠牲者が多くなった。
地元メディアによれば、隣接するサンタカタリナ州でも1人が死亡。洪水で孤立した地域もあり、消防や軍警察がヘリを使って救助に当たっている。