社会に喜びの種を　オリエンタルランドの高野由美子会長兼ＣＥＯ

　「社会に喜びの種をまいていく」と語るのは、東京ディズニーランド（千葉県浦安市）などを運営するオリエンタルランドの高野由美子会長兼最高経営責任者（ＣＥＯ、６７）。映画「アナと雪の女王」などの世界観を再現した新エリアをディズニーシー（同）に来春開業。「新たな感動を生み出すことが使命だ」と力を込める。
　コロナ禍に伴う行動制限の緩和で、海外からの来園者も徐々に増加。東京ディズニーならではの「細部にこだわった価値」を、世界中の人にアピールしたい考えだ。「まだやれることはある。どんどん挑戦していきたい」と、ブランド価値向上に奮闘する。