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トヨタ、国内全工場停止へ 部品発注システムに不具合

2023年08月29日12時43分

トヨタ自動車のロゴマーク(EPA時事)

トヨタ自動車のロゴマーク(EPA時事)

  • システムの不具合で稼働停止しているトヨタ自動車の元町工場=29日午前、愛知県豊田市

 トヨタ自動車は29日、部品の発注などを管理する社内システムに不具合が発生し、同日朝から国内12工場25ラインの稼働を停止していると明らかにした。夕方から別の2工場3ラインも生産を止め、国内すべての車両生産がストップすることになる。原因は調査中だが、サイバー攻撃ではないとみられる。復旧のめどは立っていない。

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 不具合が発生したシステムは、トヨタと取引先部品メーカーで使われている。システムの不具合により、部品の発注ができなくなっているという。
 トヨタグループは国内に14工場28ラインの生産拠点を有しており、東京と岩手、宮城、岐阜、愛知、三重の1都5県にある工場が稼働を停止している。トヨタ自動車九州の宮田工場(福岡県宮若市)とダイハツ工業の京都工場(京都府大山崎町)についても29日夕方から生産を停止する。

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