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合成燃料に活路 出光興産の木藤俊一社長

2023年08月28日15時16分

木藤俊一出光興産社長

 「スピードを上げて合成燃料を増産する」と話すのは、出光興産の木藤俊一社長(67)。ガソリンに代わる次世代エネルギーと期待される合成燃料は水素と二酸化炭素(CO2)から作られる。工場から出たCO2を使えば排出量は実質ゼロ。政府は商用化の目標を2030年代前半に前倒しし、開発を支援する。
 電気自動車(EV)は1度の充電で走行できる距離がまだ短いのが最大のネック。今のガソリン車に使える合成燃料はその不安がないばかりか、国内自動車産業の雇用維持にもつながる。木藤氏は「世の中がEV一辺倒になることはない」とにらみ、合成燃料に商機を見いだす。

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