• X
  • facebook
  • hatena-bookmark
  • コメント

榊原元財務官「デフレ終わった」 円高進行で年内120円台も

配信
インタビューに答える榊原英資元財務官=21日、東京都港区

インタビューに答える榊原英資元財務官=21日、東京都港区

 「ミスター円」として知られる元財務官で、インド経済研究所理事長の榊原英資氏は24日までに、時事通信のインタビューに応じた。日本経済の現状について「少なくともデフレは終わった」と述べ、物価上昇率は持続的に2~3%になり得るとの見方を示した。為替相場は「緩やかに円高の方向に進み、今年末には1ドル=130円を切る可能性がある」と、120円台突入を予想した。

金利操作修正の是非議論 慎重論も根強く―27日から日銀会合

 榊原氏は「米国経済が若干弱含んできて、逆に日本の成長率は高くなる」とし、当面は円高・ドル安基調になると見通した。その上で「緩やかに120円に向けて円高になるのではないか」と語った。

 外為市場ではこれまで、日米の金利差が拡大するとの観測から円売り・ドル買いが強まり、円安が進行してきた。27、28両日には、日銀が金融政策決定会合を開く。榊原氏は長期金利の変動許容幅の一段の拡大といった政策修正のタイミングに関し、「次(の会合)かどうかは分からない」とした上で、いずれは「修正の可能性はあると思う」と述べた。

 世界経済の不確実性が高まっていることについては、各国とも過去の経験から学んでいるとして、「かつてのような深刻な金融危機、アジア(通貨)危機のようなことは、もう起こらないのではないか」と指摘。減速傾向にある米国経済も「復活は十分あり得る。(他国通貨に比べて)ドルが一番優位な状況は変わらない」と展望した。

最終更新:

関連記事

こんな記事も

経済用語

経済

ページの先頭へ
時事通信の商品・サービス ラインナップ