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東晟良、心身充実 自信胸に世界選手権へ―フェンシング

2023年07月19日05時04分

フェンシングのアジア選手権の女子フルーレ個人に出場した東晟良=6月18日、中国・無錫((C)日本フェンシング協会/Augusto Bizzi FIE)

フェンシングのアジア選手権の女子フルーレ個人に出場した東晟良=6月18日、中国・無錫((C)日本フェンシング協会/Augusto Bizzi FIE)

  • フェンシングのアジア選手権で優勝した女子フルーレ団体の日本チーム(右から東晟良、菊池小巻、上野優佳、宮脇花綸)=6月21日、中国・無錫((C)日本フェンシング協会/Augusto Bizzi FIE)

 フェンシングの世界選手権は22日、イタリアのミラノで開幕する。2024年パリ五輪の出場枠獲得に向け、加算ポイントが大きいことから重要な大会。女子フルーレ代表で世界ランキング3位の東晟良(23)=PEAKS=は「目標は個人と団体でメダルを取ること。力を出し切りたい」と意気込む。

日本女子、フルーレ団体で3位 フェンシングW杯

 3月に韓国で行われたグランプリ(GP)。決勝で東京五輪金メダルのリー・キーファー(米国)に敗れたものの、GPとワールドカップを通じて個人では18年以来のメダルに届いた。「諦めずにやってきてよかった。これからが本番」。五輪代表争いに向けて弾みをつけた。
 6月のアジア選手権は個人で2位、団体では優勝を果たした。持ち味の攻撃力に磨きが掛かり、精神面でも成長を実感する。「自信を持てるようになってきた。試合を楽しめている」
 東京五輪は個人、団体ともに初戦で敗れた。悔しさを糧に着実に地力を高めてきた今、パリ五輪への思いは強い。五輪代表を争う個人のポイントランキングは現在、日本勢トップの6位。「出るのは当たり前。メダルを目指せる位置にいる」と手応えを感じている。
 パリ五輪のフェンシングは、1900年のパリ万国博覧会のために建てられた歴史的な建築物「グラン・パレ」で行われる。本場のフランスでの大舞台は「特別なものになると思う。すごく楽しみ」。姉の莉央(明治安田生命)との五輪2大会連続出場も夢見ている。

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