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全身カカオの沼に 明治の松田克也社長

2023年07月10日15時13分

松田克也 明治社長(同社提供)

 「全身でカカオの香りの沼に入ることが、カカオ農家の支援につながる」と力を込めるのは、明治の松田克也社長(65)。チョコレートの製造過程で発生するカカオ豆の種皮を使い、生活雑貨を作る事業を始めた。器や花瓶は商品化、ベッドやテーブルは試作段階にある。いずれもほんのりとしたチョコの香りが鼻をくすぐる。
 アフリカや中南米でカカオ豆生産に携わるのは家族経営の小規模農家が多く、労働環境の問題も指摘されている。明治は、農家への技術支援や生活向上策も手がけており、今回の取り組みもその一環。「カカオに関わる全ての人を笑顔にしたい」とほほえむ。

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