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米長官、訪中で核軍備問題提起へ 「反応見極めたい」―大統領補佐官

2023年06月16日17時11分

サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)=4月24日、ワシントン(AFP時事)

サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)=4月24日、ワシントン(AFP時事)

 サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は16日、東京都内で一部記者団と懇談し、ブリンケン国務長官が18、19両日に北京で行う中国高官との協議で、同国の核戦力増強を踏まえた核軍備管理問題を提起する見通しだと語った。ロシアだけでなく中国も軍備管理の枠組みに加わるべきだとする声が高まっているが、中国は後ろ向きな姿勢を崩していない。

中国、核兵器の増強継続 各国の総数1万2千発超―国際平和研

 サリバン氏は、中国が2035年までに1500発の核弾頭を保有する可能性があるとの分析に改めて言及し、「核兵器のリスク低減や戦略的安定性に関し、米中間で話し合いがあるべきだ」と強調。「長官は北京で会談相手にこのことを伝えるだろう。中国政府の姿勢と反応を見極めたい」と述べた。

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