丸山、ミス引きずらず　陸上日本選手権混成

　男子十種競技の丸山はミスを引きずらなかった。走り高跳びで、自己ベストを１０センチ以上も下回る１メートル８８にとどまった。それでも「いかに切り替えていくかが、今後世界で戦う上で勝負になってくる」。４００メートルは全体２位の４９秒４７で駆け抜け、初日トップを守った。
　２月のアジア室内選手権で七種競技を制した２５歳。今季は７月のアジア選手権（バンコク）の８０００点超での優勝を一番の目標に掲げている。「日本選手権のタイトルは取れそうで取れなかった。優勝を狙っていきたい」と意気込んだ。