復帰の杉原、表現力は健在　全日本体操種目別

　２０２１年東京五輪女子代表の杉原愛子が約１年ぶりの競技会に臨み、ゆかの予選で１２．９６６点を挙げて３位で突破。「めっちゃ緊張したけど、楽しさの方が大きかった」と白い歯を見せた。
　昨年は「競技生活に一区切り」と表明し、今春から武庫川女大でコーチを務めるなど第一線から退いていた。それでも、今大会は映像審査を通過して「現役復帰」。出来栄えのＥスコアは最高得点を挙げるなど表現力は健在で、決勝に向けて「自分らしい演技がしたいし、エンターテイナーとして盛り上げたい」と意気込んだ。