粘り見せたバウアー　プロ野球・ＤｅＮＡ

　ＤｅＮＡのバウアーは要所を締めた。三者凡退させた回はなかったものの、７回を２失点にまとめた。最速１５９キロの直球の伸びは抜群。高めのボールを振らせ、三振や力のない内野ゴロに仕留めた。「四球をたくさん出してしまった（４四球）が、粘りの投球はできた」と振り返った。
　米大リーグでサイ・ヤング賞（最優秀投手賞）に輝いた実績を引っ提げ、鳴り物入りで今季入団。５月まで１勝にとどまったが、今月に入って２戦２勝と実力を発揮し始めた。「まだまだ自分はやれる投手だと思っているので、さらに頑張りたい」と誓った。