「米国こそ盗聴大国」 傍受施設計画の報道に反発―中国
2023年06月09日19時04分
【北京時事】中国外務省の汪文斌副報道局長は9日の記者会見で、「米国こそ世界最強のハッカー帝国であり、盗聴大国だ」と批判した。中国が米国を標的とした通信傍受施設をキューバに設置する計画だという米メディアの報道に反発。「中傷は米国の常とう手段だ」と非難した。
早ければ来週とも伝えられているブリンケン米国務長官の訪中時期については、回答を避けた。汪氏は「われわれの対話の扉は常に開かれている」としつつ、「米国は中国への内政干渉をやめるべきだ」などと主張した。